沿革

昭和52年、当院の前身である旧国立佐倉病院が我が国の腎不全対策の基幹施設、腎移植センターとして機能付与され、昭和61年には腎不全基幹施設に指定されました。
平成元年より臨床研究部(1部5室)として発足しました。同臨床研究部では、腎疾患の予防、疫学、治療のすべてにおいて診療部と密接に連携し、診療および 研究の大きな軸となってきました。特に腎移植では国立病院において初めて腎移植に成功し、現在まで積極的に取り組んでおります。
また腎疾患の国立病院ネットワーク(腎ネット)を構築し、多施設共同研究で各種腎疾患の予防や治療法の開発に取り組んできました。平成15年9月には国内 初の膵ランゲルハンス島の分離、平成16年1月には国内初の生体膵腎同時移植を行うなど、新たな医療分野の開拓も同臨床研究部が軸となり施行しました。

平成16年3月に旧国立佐倉病院と旧国立療養所千葉東病院が統合し、新たに独立行政法人国立病院機構千葉東病院としてスタートしました。
当院は政策医療“腎疾患の高度専門医療施設(腎疾患準ナショナルセンター)”に指定され、それに伴い研究部は、臨床研究センター(5部15室)として大きく拡大整備されました。その後、国立病院機構本部にて臨床研究センター・臨床研究部の臨床研究活動実績の算定評価が行われ、平成20年4月には3部15室の臨床研究センターとして再構築されました。平成27年4月より1部6室の臨床研究部としての組織改組されました。
当臨床研究部では疫学、臨床統計、病態・発症機序の解明、さらには先端医療も含んだ治療法の開発まで一施設で腎疾患を 包括的に研究・診療できる体制にあります。

当臨床研究部では平成16年3月の発足以来、平成27年9月末日までの間に生体膵臓移植18例、生体腎臓移植338例、脳死膵臓移植18例、献腎移植73例、膵島移植8例、骨髄幹細胞移入療法(BMI)4例、末梢血幹細胞移入療法(PBSCT)62例と先端医療に積極的に取り組んでおります。

文責:臨床研究部長

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