小児科

小児科の診療内容および特徴

1)千葉東病院小児科は小児腎臓病を専門的に診療しており、慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全、先天性腎尿路奇形、その他の腎尿路疾患の診断・治療をおこない、学校検尿、3歳・幼児検尿での尿異常者の千葉市及びその周辺地域の精密検診指定機関となっています。千葉市周辺のみでなく、千葉県内の他医療機関からのご紹介も多く、千葉県一の小児腎臓病の患者数を誇っています。慢性糸球体腎炎(特にIgA腎症、紫斑病性腎炎、膜性腎症、膜性増殖性腎炎)、ネフローゼ症候群は優秀な治療成績を挙げており、難治性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ治療も行っております。エビデンスに基づいた最新の治療と経験的治療を融合させ、お子さんに不利益とならない管理を目標としています。また腎不全医療としては、透析センターが併設され、血液透析、また血漿交換、腹膜透析(CAPD)が可能です。

2)夜尿症、起立性調節障害(午前中の立ちくらみや気分不快など)、頭痛・腹痛など、小児の自律神経系の疾患の診療も行っています。

3)一般外来:2018年5月から、感冒や気管支炎、気管支喘息などの小児一般外来を開始しました。当面火・水・金曜日の午前中のみの診療となります。

担当医

診療部長・療育センター長 松村千恵子
◆(小児腎疾患、感染症、重症心身障害)
◆医学博士(千葉大学)
◆日本小児科学会専門医・指導医・代議員
◆日本腎臓学会専門医・指導医
◆日本小児腎臓病学会代議員
◆インフェクションコントロールドクター(ICD)
◆千葉市幼児腎疾患対策委員会議長
◆臨床研修指導医


小児科医長  金本勝義
◆(小児腎疾患、膠原病)
◆医学博士(筑波大学)
◆日本小児科学会専門医・指導医
◆日本腎臓学会専門医・指導医
◆日本小児腎臓病学会代議員
◆日本腎臓学会学術評議員
◆関東小児腎臓研究会運営委員(平成28年度会長)
◆千葉市学校腎疾患対策委員会長
◆千葉県高校検尿判定委員
◆臨床研修指導医


医員    升田真依
◆(小児腎疾患、重症心身障害)
◆日本小児科学会専門医


医員   鵜野裕一
◆(小児腎疾患)
◆日本小児科学会専門医・指導医
◆日本腎臓学会専門医
◆臨床研修指導医


医員   菅谷雅人
◆(小児腎疾患、重症心身障害)


医員(非常勤)    小林雅代
◆(小児腎疾患、重症心身障害)
◆日本小児科学会専門医


小児科診療実績

2017年度 入院実績(重複含む、腎生検のみの入院は除く)

疾患名
ネフローゼ症候群(初発)
うち、ステロイド感受性
ステロイド抵抗性
8例
7例
1例
ネフローゼ症候群(再発) 26例
IgA腎症(初回、non-IgA腎症含む) 14例
IgA腎症(追加治療または再燃) 8例
急性糸球体腎炎 3例
紫斑病性腎炎 9例
膜性腎症 3例
膜性増殖性腎炎(C3腎症含む) 2例
ループス腎炎 1例
巣状糸球体硬化症 1例
ANCA関連腎炎、抗GBM抗体腎炎
その他の腎炎(Alport症候群含む)
3例
7例
慢性腎不全 2例
先天性腎奇形(膀胱尿管逆流症含む) 4例
水腎症 2例
起立性調節障害 2例
低形成腎/片腎 4例
高血圧症 1例
成長ホルモン分泌不全性低身長症 2例

 

2017年度 腎生検例

疾患名 初回 追跡
IgA腎症(non-IgA腎症含む) 13例 11例
紫斑病性腎炎 8例 5例
微小変化型ネフローゼ症候群 6例 7例
巣状分節性糸球体硬化症 1例
膜性腎症 2例 2例
膜性増殖性腎炎(C3腎症含む) 1例 3例
管内増殖性腎炎 2例
Alport症候群 1例
ANCA関連 or 抗GBM型腎炎 3例 1例
微小糸球体病変・その他 11例 1例
合計(関東地方3位) 76例

<小児科常勤医・小児腎臓科研修医師の募集について>

当院小児科では不定期ですが常勤医枠に余裕が出ます。常勤医(1名)、小児腎臓科研修医(非常勤採用)を募集いたします。当科は、千葉市幼児/学校検尿の精密検診機関であり、千葉県最大の小児腎臓病の専門病院であることから、他院からの紹介も多く、症例数が豊富です。腎臓内科との共同病理カンファランスが毎週あり、成人までの腎疾患・腎病理を学ぶことができます。現時点では乳児の腎不全には対応できませんが、それ以外の腎疾患は全て経験できます。出身大学・医局の有無を問いません。研修期間は希望を尊重します(可能な限り2年間)。学会・研究会に演題発表し、論文投稿も行い、最終的には、日本腎臓学会専門医取得を目標とします。まずはお問い合わせください。小児の腎臓病に興味のある先生方のご連絡をお待ちしております。

★当院小児科の診療/研修内容:(1)小児腎疾患入院患者の担当(主治医として)
(2)特に小児腎臓病一般(学校/幼児検尿、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、透析まで)について、指導医(松村、金本)の下で担当し、フォローアップ外来も担当する。
(3)学校/幼児検尿異常者の外来、幼児検尿腎エコー検診
(4)超音波(外来含む)、腎画像検査(IVP,VCUG, RI)の担当
(5)腎生検術者(年間15-20件前後を経験)および腎病理カンファランス(毎週)の担当
(6)多施設共同研究・臨床試験への参加
(7)学会・研究会での発表(年2回以上)、論文発表(1年1編以上を目標)
(8)重症心身障害児病棟診療
○ 連絡先 小児科金本まで
TEL: 043-261-5171、FAX: 043-268-2613、E-mail: k.katsuy@cehpnet.com(金本)

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