神経内科の主な疾患について

筋萎縮性側索硬化症

神経難病の中でもっとも難治性の疾患です。四肢の筋萎縮・筋力低下が徐々に進行し、 横隔膜などの呼吸に関連する筋も障害されて、発症数年後には自力では呼吸できなくなります。 呼吸・嚥下障害に対しては気管切開や胃瘻造設も行っています。

脊髄小脳変性症

歩行に際してのふらつき(運動失調)を呈する疾患の総称です。遺伝性と非遺伝性のものがあり、それぞれに症状の特徴があります。正確な診断をすることにより将来発生しうる症状の予測が出来、治療に遅れをとることがなくなります。厚生労働省の班研究事業に参加している千葉大学と連携を取りつつ、長期的な視野に立った診療を行っています。

パーキンソン病及びパーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺等)

手足のふるえ(振戦)等の不随意運動や体のかたさ(筋強剛)、動きの少なさ(無動)を呈する疾患です。パーキンソン病として診断されている患者様の中で、薬物治療の効果が不十分である場合には、関連疾患の可能性もあり専門医の受診が勧められます。

認知症(Creutzfeldt-Jakob病、前頭側頭型 認知症等)

精神症状がさほど強くない場合には、神経内科で入院治療を行っています。認知症も原疾患により症状に差がみられるため、まず正確な診断が必要です。当院ではMRIやSPECTなどの画像機器が充実しており、診断に寄与しています。

免疫性神経疾患(多発性硬化症、多発筋炎等)

上記がすべて非炎症性の変性疾患であるのに対し、免疫性神経疾患は炎症性で病態が異なります。このため治療に用いる薬剤も異なり、ステロイド製剤や免疫抑制剤、γグロブリン製剤等を組み合わせて炎症を抑える治療を行います。副作用の発現に注意する必要があり専門医による治療が必要です。

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