形成外科の主な疾患について

新鮮熱傷、凍傷、化学熱傷

いわゆる「やけど」です。当院では、軽症から中等症までを取り扱っております。重症については、設備、人員等の問題から、高次救急病院にご紹介いたします。また、凍傷(とうしょう)や化学熱傷(かがくねっしょう)も取り扱っております。

顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷

顔の骨折や外傷を取り扱います。顔の骨には、前頭骨、眼窩、上顎骨、下顎骨、頬骨、鼻骨などがあります。これらが骨折すると、顔面の変形および機能障害を来たします。また、外傷では、専門的な初期治療を行うことで、予想される傷跡を最小限にすることも可能です。これら、顔のケガに対して、機能面と整容面の双方の治療を行っています。

唇裂・口蓋裂

以前は、一般には「みつくち」(現在は使われません)などと呼ばれていました。生まれつき上唇や鼻、口の中などが割れている病気で、日本人では500~600人程度に1人の割合で生まれる比較的頻度の高い病気です。当院では、千葉大学医学部附属病院、千葉県こども病院などと連携して治療を行います。

手、足の先天異常、外傷

生まれつき手や足の形態の異常(指の数、形などの異常)を取り扱います。また、仕事中や料理中の手や指の切り傷や切断なども取り扱います。同様の病気は整形外科でも取り扱っている病院もありますのでご確認下さい。

その他の先天異常

手、足以外の体の表面に現れた異常には様々なものがあります。代表的なものには、耳の異常(小耳症、折れ耳、耳垂裂、副耳、耳瘻孔など)、副乳、陥没乳頭、眼瞼下垂、逆さまつ毛、漏斗胸、出べそ、包茎、尿道・生殖器異常などがあります。

母斑、血管腫、良性腫瘍

いわゆる「ほくろ」、「あざ」、「おでき」などと呼ばれるものです。機能面および整容面に留意して治療を行っております。また、切除した組織を病理組織診断して、確実な治療を行います。

悪性腫瘍およびそれに関連する再建

皮膚の悪性腫瘍はもちろんのこと、他科と合同で食道、乳房、頭頸部の再建を行います。主に植皮(皮膚移植)や皮弁、血管吻合を用いた組織移植を行います。

瘢痕、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、ケロイド

「やけど」や「ケガ」、「手術」などによる傷跡、引きつれを治します。引きつれでは、機能的な回復と同時に整容的な回復を図ります。

褥瘡、難治性潰瘍

「褥瘡(じょくそう)」とは、いわゆる「床ずれ」のことです。また、外傷、糖尿病、膠原病など様々な原因による難治性潰瘍に対しても、褥瘡と同様に、保存的あるいは外科的に治療をしております。なかなか治らない床ずれやキズがありましたら、ご相談ください。

美容外科

当院では、現在のところ自由診療(自費)による美容外科手術は行っておりません。美容外科に関するご相談や医師のご紹介などは可能です。

その他

分類されていない疾患には、顔面神経麻痺、毛巣洞、陥入爪、弯曲爪(巻き爪)、義眼床手術、腹壁瘢痕ヘルニア、リンパ浮腫、腋臭症 (わきが)などがあります。また、他の診療科で手術をされる時に、最後に形成外科医がキズを縫ってなるべく傷跡が目立たなくなるようにすることも行います。その他にも取り扱える疾患もございますので、お気軽にご相談ください。

注)当院では、現在のところ、レーザー治療は行っておりません。

当院形成外科と関連のある主な施設

千葉大学医学部附属病院 形成美容外科(千葉市中央区)

昭和大学 形成外科(東京都品川区)

千葉県こども病院 形成外科(千葉市中央区)

成田赤十字病院 形成外科(千葉県成田市)

君津中央病院 形成外科(千葉県木更津市)

千葉メディカルセンター 形成外科(千葉市中央区)

深谷赤十字病院 形成外科(埼玉県深谷市)

◆ちば美容形成外科クリニック(千葉市中央区)

セブンベルクリニック(東京都港区) など

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