1.5手術方法

生体腎臓移植 ドナーの手術方法

以前は30㎝以上の切開が必要でしたが、当院では内視鏡を用いた摘出手術を行っています。全身麻酔で行い、腎臓は、胃や腸がある腹腔ではなく、その後ろの脂肪組織に囲まれた背中側にあるため、※右の絵のような体制で行います。

1cm大程度の穴●を3ヵ所あけて、そこに術者の眼となるカメラ(内視鏡)と、血管を切ったりつないだりする機械を入れます。カメラの映像はテレビモニターに映し出される仕組みになっていて、それを見ながら手術を行います。そして最後に1●と3●の傷口をつなげて、そこから腎臓を摘出します。4の傷口の長さは6~8㎝となります。

手術時間は3~4時間程度ですが、麻酔をかけたり、手術後覚醒するまでの時間を含めるともう少し掛かることがあります。
傷口が小さいため術後の痛みも少なく、入院期間は8日前後ですみますので、社会復帰も早く出来ます。

 

 

 

 

 

レシピエントの手術方法

献腎移植でも、生体腎臓移植でも手術方法は同じです。
腎臓は多くの場合、右下腹部に移植します。おなかは開けずに骨盤の中にスペースを作り、そこに移植します。
絵のように、腎臓の動脈や静脈を自分の血管とつなぎ合わせ、尿管は膀胱とつなぎあわせます。
自分の腎臓はほとんどの場合はそのまま残しますが、残すことで身体に影響がある場合は、摘出します。

手術時間は、5~6時間程度ですが、麻酔をかけたり、手術後覚醒するまでの時間を含めるともう少しかかる事があります。入院期間は6~8週間になります。

 

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