腎センター(腎臓内科)

診療案内

当院は、千葉県における腎疾患医療の中核を担うべく診療体制の充実を図り、これまで多くの実績を上げてまいりました。現在、当院に在籍する日本腎臓学会、日本透析医学会により認定された専門医数は千葉県下では最大数となっており、しっかりとした腎疾患医療を提供できるものと確信しております。

ご自身の腎臓になにか不安があるときには、迷わずぜひ一度受診されることをお勧めします。腎臓の病気は症状がないものが多いので、「何も症状がないから受診しなくても大丈夫」と決して思わないでください。症状がなくても進行してしまうのが腎臓病の怖いところです。「尿検査でひっかかった」、「腎機能が下がっていると言われた」、「親戚に腎臓が悪い人が多けど、腎臓の検査を受けていない」、「糖尿病治療中だけど蛋白尿が出てきている」、「体がむくんできた」等々、そんな方は腎臓内科への受診をお勧めします。また、腎臓病の方の多くで、生活、とくに食事について、工夫を凝らすことで治療に対し明らかに良い効果がもたらされます。当院では多職種の医療スタッフが連携を取り、よりよい生活スタイルの提案をできるようにしています。更に、当院は全ての腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)を実施することが可能であり、その診療実績も豊富であることも特徴です。個人個人の人生プランに合わせて最適な腎代替療法を選択いただくことは、とても重要なことです。慌てないためにも、血清クレアチニンの値が3mg/dlを超え始めましたら、一度じっくり腎代替療法について考える機会を持っていただくことをお勧めします。

腎臓は全身の状態をあらわす鏡とも言われます。腎臓を健康に保つことは、全身の状態を良くすることにも繋がります。腎疾患で悩む患者さんが少なくなることを目指し我々は更に最良の腎疾患医療を提供できるよう精進していきます。腎疾患のことなら何でも、お気軽にご相談ください。

受診方法

内科のページをご参照ください。

診療実績

主要疾患 入院数(概数/年間)
ネフローゼ症候群 30-40/年
急速進行性糸球体腎炎 15-20/年
腎生検症例 内科200例(小児・外科合わせ360例)/年
慢性腎臓病精査・教育入院 100例/年
血液透析導入 45-55例/年(外来総数50-60人)
腹膜透析導入 10-15例/年(外来総数約40-50人)
腎移植 外科にて手術行っています

具体的な診療内容

1. 検尿異常: 検診などで「たんぱく尿」や、「血尿」、あるいは両方指摘された場合などです。必要に応じ、腎生検(通常5日間の入院)による正確な診断のもとで治療を行っていく必要があります。

2. 慢性腎臓病(CKD):日本人の成人の8人に1人が該当すると考えられています。放置をしておけば、腎不全に至るのみならず、心筋梗塞や脳梗塞などの危険性も高まる可能性があり、適切な対処が必要です。多くの場合、生活の改善が必要なため、当院では多職種のスタッフがサポートし、腎臓に優しい生活の提案をします。

3. 慢性腎炎症候群: ゆっくりと腎臓の機能が落ちてきます。多くの場合、たんぱく尿や血尿を伴います。IgA腎症に対しては他院との連携の元で扁桃腺摘出術を行う場合があります

4. 糖尿病性腎症:当院では糖尿病センター医師との密接な連携のもと診療を行っております。糖尿病の方に他の腎疾患が合併することもあります。糖尿病性腎症は早期に治療を開始すれば治すこともできます。

5. ネフローゼ症候群:体がむくんだり、尿が減ったりします。ステロイドを含む免疫抑制慮法についても経験豊富です。時に血漿交換を行う場合もあります。

6. 急性腎炎症候群:感冒の後に、尿量の減少やむくみで自覚する場合があります。

7. 急速進行性腎炎:原因不明の発熱、体重減少、食欲低下、難聴(耳鳴り)、しびれ等を伴うことがあります。早期の治療が望まれますので、上記に加えて、たんぱく尿や血尿がある場合は、早めに専門医にご相談ください。

8. 多発性嚢胞腎(泌尿器科でも対応を致します):遺伝性の場合が多い。

9. 遺伝性腎疾患:アルポート症候群、ミトコンドリア異常症、Fabry病、髄質嚢胞性腎障害等の診断・治療を行います。

10. 尿路感染症:膀胱炎、腎盂腎炎など。

11. 膠原病に関連した関連腎炎:当院のアレルギー科とも連携し治療を行います。

12. 血液疾患等の全身性疾患に関連した腎機能低下:他の病院に血液疾患で通院中の方の場合、紹介状を用意し受診をお願いします。

13. その他、原因不明の腎機能低下:他院で原因不明と言われている場合でも、是非一度ご相談ください。原因の究明に努め、最適な治療法を行います。

14. 高血圧:本態性高血圧だけでなく二次性高血圧についても精査・治療いたします。

15. 高尿酸血症

16. 急性腎障害(急性腎不全):数時間から数日の間に急激に腎機能が低下する状態です。脱水、血行動態の急激な変化(ショック)、薬剤性、全身の血栓性疾患、あるいは尿路が高度に閉塞された場合などに起こります。

17. 腎代替療法選択外来:だいたいの目安としてクレアチニンの値が3mg/dlを超え始めたら、どのような腎代替療法(血液透析、腹膜透析、移植)を選択をするかについて家族を含め相談をしていただくことを提案します。なるべく生活のスタイルを変えず、かつ身体的な負担の少ない方法を選択していただくための外来です。

18. 血液透析(在宅血液透析を含む):血液浄化センターのページをご参照ください。

19. バスキュラーアクセス(シャント)作成、トラブル対応:血液浄化センターのページをご参照ください。

20. 腹膜透析:血液浄化センターのページをご参照ください

21. 腹膜透析カテーテル挿入術、カテーテルトラブル対応:血液浄化センターのページをご参照ください。

22. 腎移植:移植情報センターのページをご参照ください。

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